【お知らせ】月刊財界さっぽろ2023年2月号は13日デジタル版＆財さつJP公開、14日に雑誌版発売！

2023年01月12日 11時00分

財界さっぽろ編集部

　月刊財界さっぽろ2023年2月号は通常より1日早い13日金曜朝9時に当社新ニュースサイト「財さつJP」＆デジタル版が公開、14日木曜から全道書店・コンビニエンスストアで雑誌版が発売です！

　今月のトップ記事は前号に引き続き、北海道農業を束ねるJAグループ北海道の中核組織・JA北海道中央会の“大失態”について、深層を詳報します。

　メディアでも盛んに報道されている通り、北海道を始めとする日本国内の酪農家の経営が危機に瀕しています。3年続くコロナ禍による消費低迷により需要がだぶついて減産を強いられる一方、ウクライナ危機や急激な円安で飼料を始めとする資材が高騰。生産を増やして経費を均すことも、経費を圧縮することもできない上、関東圏を中心とした需要地から遠く、そもそも受け取る代金が安い道内の酪農家はより厳しい状況におかれています。

　その中で、加工品に回る乳価の差額を埋める補給金の年に1度の改定が実施。算定ルール上は急激なコスト高騰に対応できないため、別途対策を求める必要があったものが、なぜか中央会は“無茶ぶり”で補給金の大幅アップを要望。案の定全く受け入れられることなく決着してしまったもの。

　同時期に乳業メーカーと値上げ交渉に入っていたホクレンが「来年度からの10円アップ」を勝ち取ったのとは対象的ですが、中央会はなぜ無茶ぶりをしてしまったのか。なぜ補給金は上がらなかったのか。そこには、本誌2023年1月号でも報じた、中央会事務方トップの“無為無策”が存在していました。どこよりも詳しく、その内幕を明らかにしています。

　続いては、札幌市東区にある丘珠空港の滑走路延長問題について。札幌市民や地元経済界の悲願である延長と丘珠の利活用を図るため、長年有志が集まり活動を続けてきた、ある研究会が先月12日にシンポジウム開催を計画。しかし、なぜか直前に延期されることに。

　有料で1000人規模を集め、観光団体トップなどが講演の予定という盛大なイベントがなぜそんなことに――調べてみると、自民党“お騒がせ”参院議員・長谷川岳氏の差し金ということが明らかに。果たしてどのような圧力だったのか、本誌記者が迫っています。

　さて、今月の特集は2本立て。まずは年が明けて2023年春には統一地方選挙が実施されます。いまだ現職が態度を明らかにしない北海道知事選挙、札幌五輪招致の是非が大きな争点になっている札幌市長選挙を始め、本誌では各級選挙の始まる3月15日発売の本年4月号まで徹底取材を続行中。今月は道内100のイスを争う北海道議会議員選挙の全36選挙区の情勢を17ページに渡りお届けします。

　激戦が予想される選挙区から無風が予想される選挙区まで、それぞれの地元に伝わるさまざまな情報を総覧。創刊61年目の本誌恒例特集です。

　特集2本目は、こちらも毎年恒例、J1リーグ・北海道コンサドーレ札幌の2022年シーズンを振り返る特集です。リーグ戦は2年連続の10位で終えたコンサですが、中盤から終盤にかけてはミハイロ・ペトロヴィッチ監督体制下では初めての残留争いを経験。同時期に同じポジションの選手が複数負傷で離脱、それもゴール前での決定力を持った選手がケガをしてしまう不運に見舞われたのが原因です。

　一方、若手を中心としたレギュラーメンバーの連携はさらに熟成が進み、数年前から取り組むマンツーマン守備が光る試合が増加。リーグ・カップ戦タイトルやアジア・チャンピオンズリーグ出場権など、23年シーズンに向けても期待感が高まるシーズンでした。

　本特集では、昨年3月にJリーグチェアマンへ転出した野々村芳和氏に代わり、経営トップの代表取締役に就任したゼネラル・マネジャーの三上大勝氏を直撃。コロナから脱しつつある経営面についてや補強、さらにはJリーグ自体の変革について、三上氏の考えを聞いています。

　また、本誌好評連載「コンサの深層」特別編では、昨シーズンの天皇杯にJ2のヴァンフォーレ甲府を率いて見事優勝を果たした吉田達磨さんと砂川誠さんとの対談を掲載。砂川さんは23年シーズンから、コンサのトップチームコーチに就任。サポーターから「俺たちの砂川誠」として愛されるレジェンドOBがついに“入閣”を果たしましたが、本誌連載はクラブ広報協力のもとで今後も連載を継続していきます。コーチ視点での選手への鋭い質問なども含めて、今後もお楽しみに。

　今月はこのほか札幌大谷学園の現場理事による“宗門派遣理事追放”、函館バスの労使紛争、36年ぶりの三つどもえとなる室蘭市長選挙の内実など気になる“ドロドロ”記事の続報が盛りだくさん。ラジオ聴取率調査、道新スポーツに続きさまざま取りざたされる北海道日刊スポーツの行く末など、業界情報も満載です。

「財さつJP」は、これまで本誌＆デジタル版でしか読めなかった、北海道の政治・経済・スポーツ・芸能記事2000本が月額550円（税込）で読み放題。さらに本誌未掲載の最新・最速記事も随時更新。本誌以外では読めなかった道内の深層情報が満載です。本誌編集部が随時速報や解説記事も掲載。ぜひこの機会にご入会ください！

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　お買い求め・閲覧はデジタル版＆財さつJPが13日金曜午前9時から公開。14日土曜からは北海道内のコンビニエンスストアで販売しているほか、道外の方は東京都内一部書店または当社オンラインショップにて通信販売もしております。それぞれ以下のURLからご購入ください。

月刊財界さっぽろ2023年2月号（雑誌版）

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