【今月号特選記事】癒やし・出会い…の場、コロナ禍で“じわりモテる”チャットレディ

 コロナ禍で、「チャットレディ」という職業が、じわりと脚光を集めている。パソコンの動画チャットを通じて、男性会員と会話するのが仕事だ。女性はその運営会社から会話した時間の対価として報酬をもらう。その拠点が札幌・ススキノにも存在する。

 動画チャットは、ノンアダルトとアダルトに大きく分けられる。報酬は後者のほうが高く、下ネタはもちろん、中にも過激なやりとりをするものもあるようだ。

 ノンアダルト系では、若い女性との会話に癒やしを求める男性が多いという。一方で、アダルト系は「テレクラの進化系」(業界関係者)だという。女性、男性の双方が合意の上で連絡先を交換すれば、実際に会うこともでき、“出会い系”という側面も持つ。

 パソコン環境が整っていれば、女性は自宅からチャットをおこなうことができるが、チャットルームなどが完備された店舗がある。

 ススキノの、とある飲食店ビルにはテナントとして、チャットルームが完備された2店舗が入る。

チャットルームが入居するビル(画像は加工しています) ©財界さっぽろ

 2つの運営会社のHPにはそれぞれ、「月収100万円も可能です!」「月収30万以上が50%以上!100万以上も多数もいます。」と書かれている。日払い制、条件がクリアすると、報酬がアップするボーナスシステムなどがあるとも説明している。

 9月某日、平日の午後3時~の1時間、本誌記者は同ビルの入口前で“張り込み”。2店を出入りした女性は合わせて6人。20代前半から30代前半の女子大生風、清楚系が目立った。

 9月15日の本誌10月号では、チャットレディがコロナ禍で、働く女性側からも、利用する男性側かえらも“じわりモテている”という。その理由を業界関係者に聞いた。

 9月15日発売の月刊財界さっぽろ10月号ではチャットレディの人気の理由についてさらに詳報している。

→Webでの購入はコチラ

→デジタル版の購入はコチラ