【今月号特選記事】HTB石沢綾子アナが8月末退社!看板アナを欠く「イチモニ!」の視聴率は?

「きのうのイチモニ!でも報告させていただきましたが、HTBを退社することを決めました。北海道に来て12年半。大好きなこの場所を離れる決断は簡単ではなかったのですが、昨年の結婚以来、遠距離での生活を続けていた夫と一緒に暮らし、「家族」の形を作っていきたいという思いが決断の後押しとなりました」

石沢綾子アナウンサー ©財界さっぽろ

 HTB北海道テレビ放送の石沢綾子アナウンサーが、8月末での退社を発表した。

 7月1日、自身がメーンキャスターを務める「イチモニ!」で退社を発表。翌2日には自身の公式ブログ「アヤ★コレ」内でも冒頭のように退社への思いを語っていた。

 石沢アナは1985年山形県生まれ。早稲田大学第一文学部社会学専修後の2008年にHTBへ入社した。入社4年目の11年3月末、平日朝の情報番組「イチオシ!モーニング」(当時は月~金午前6時25分~8時、土曜午前7時~8時、現イチモニ!)のメーンキャスターに抜擢。鳴り物入りでスタートした新番組を同時間帯の視聴率“ダントツ”トップの番組に牽引する原動力となった。

 その後、19年3月に30代一般男性との結婚を発表。入籍当時から海外勤務の夫との遠距離生活を続けていたが、一緒に暮らすため退社を決断した。HTBでは、同期入社の国井美佐アナウンサーも結婚、産休を経て今年1月末で退社、フリーで活動をしている。

 一方、気になるのが「イチモニ!」の今後だ。道内で朝に道内ニュースをメーンで報じる帯番組を放送しているのは、HTBのほか、NHKとSTV。夕方帯では王者・STVの「どさんこワイド179」に後塵を拝するHTBだけに、朝帯に築いた牙城が崩れることは避けたいはず。

「石沢アナの後任など、その後の番組体制はまだ固まっていません。状況が決まり次第、発表したいと考えています」とHTB担当者は回答するが、道内マスコミ関係者は「HTBの看板アナの退社で、朝帯の視聴率に影響を及ぼすのではないか」と見る。そうした見方に、HTB関係者の反応は……。

8月14日発売の月刊財界さっぽろ9月号では、HTB関係者の見方についてさらに詳報している。

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