月刊「財界さっぽろ」

名和前北大総長×吉田旭医大学長、“解任コンビ”が電話で話したこと

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左から名和豊春氏と吉田晃敏氏 ©財界さっぽろ

「実は、吉田学長から電話がありました」。北海道大学の名和豊春前総長の発言に会場はざわついた。7月16日に開かれた裁判報告会の席だった。名和氏は昨年6月、文部科学省から解任決定の通知を受けた。その約1年前に北大の総長選考会議が解任の申し出を行っていた。それに対して名和氏は昨年12月、北大と文科省を相手に解任処分の取り消しを求めて提訴した。名和氏の解任騒動の発端はパワハラ疑惑だった。吉田晃敏旭川医科大学長にも解任騒動が浮上していることは周知の通り。吉田氏にもパワハラ疑惑が持ち上がっている。北大のケースと同様に、旭偉大の学長選考会議が文科省に解任申し出を出した。そんな渦中の2人が電話で話した中身とは……


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