フジソー
教育体制と福利厚生の充実で人材が定着
正社員不足を感じている企業の割合は、「建設業」が69・6%と最も高い(2026年帝国データバンク調査)。そうした中、電気設備工事の施工管理を手がけるフジソーは、未経験者の積極採用や業務効率化、福利厚生の充実を通じて、人材の採用、育成、定着までを見据えた取り組みを積極的に行っている。
現場では、20~30代の若手社員が活躍し、風通しが良く働きやすい環境を整備。ジェネレーションギャップが少なく、未経験の若手社員も安心して働くことが可能だ。
樋口直樹社長は「人手不足が深刻化している中、建設業界における長時間労働と『背中を見て覚えろ』という古い慣習は限界を迎えています。当社では、若手の社員たちが協力して新人を育成し、時には動画教材などを使って短期間で〝一人前〟となれるように育てています。効率的に技術を学べることから、『できない』を理由とした離職の防止にもつなげています」と話す。
また、福利厚生の充実にも注力し人材の定着につなげている。例えば、社員の健康に寄り添い昼食に栄養バランスを考慮した弁当を格安で提供する制度や、自宅でNetflixを無料で見られるユニークな福利厚生も導入した。
「社員のためのきめ細かな体制を整備することが人材定着の秘訣です。若手の成長を促し社員1人ひとりが『仕事の面白さ』と『ここにいる理由』を実感してくれています」と樋口社長。