えにわ病院
みかみ・たかし/2002年香川医科大学卒業。同年、香川医科大学整形外科入局。18年えにわ病院着任。日本専門医機構認定整形外科専門医。
精度と低侵襲を追求したロボット手術を実践
2025年に697件の股関節手術を手掛けた「えにわ病院」。人工股関節置換術を中心に、年間120例以上の手術を担うのが三上貴司医師だ。
人工股関節置換術では、関節周囲の筋肉を温存する前方アプローチによる低侵襲手術に明るく、手術支援ロボットを活用することで、人工関節の設置精度や術前計画の再現性を向上させている。
20年の導入以降、250例以上のロボット手術を担当。メーカー認定の指導者資格も取得し、他施設への技術指導にも携わる。
同院では手術支援ロボットを2台導入。複数台を保有する医療機関は全国でも3施設のみ(26年7月16日現在)で、2台体制により股関節と膝関節の疾患で並列運用している。
手術を数多く手掛ける一方で、手術を希望しない患者や保存療法が適している場合には、薬物療法や注射、リハビリテーションなども積極的に取り入れる。患者一人ひとりの症状や生活背景、目指す姿に応じて最適な治療法を選択している。
三上医師は「患者さんにとって最適な治療を選択することが大切です。多職種が連携し、保存療法から高度な手術まで対応できる〝えにわクオリティー〟を提供していきます」と語る。