セーフティーステップ
グループ年商120億円。日本一の足場施工会社
クサビ式足場の施工・レンタルを手がける「セーフティーステップ」は、年間80000棟超の実績を誇るリーディングカンパニー。1999年の設立以来、クサビ式足場に特化し事業を展開しており、建物の形状に合わせた安全性の高い足場が高く支持されている。
現在、道内に4拠点を構えており、特に日本でも最大級の規模を誇る石狩機材センターは、顧客の様々な要望に対応するオペレーションの支柱となるものだ。
そんな同社の昨今の評価は「若くて一生懸命働く日本人の職人が多い」ということ。職人不足から外国人実習生が年々増えている建設業界にとって、同社は羨望の眼差しで見られている。
これを実現しているのが、採用活動を完全内製化した人材開発部と、独自のプログラムで長期にわたり育成を行う「足場アカデミー」だ。2026年でスタートから5年目を迎えるが、延べ36人を採用し退職者はゼロ。毎年、10人前後が即戦力の職人としてデビューしている。加えて学校側の評価も高く、アカデミーの見学希望者は年々増加している。
高木茂光社長は「日本人の職人確保が成長エンジンとなる。育成だけでなく福利厚生やコンプライアンス等体制を整備し、選ばれる企業づくりも責務です」と語る。
そうしてもう一つの成長戦略が、24年に設立した協業グループ「Jステップホールディングス」(本社・東京都千代田区)だ。高木社長自ら代表を務め、北海道・福島・埼玉・神奈川・愛知・広島の有力足場施工会社がグループ入りしている。
「足場業界が抱える課題解決など同じ志をもつ企業が参画。当面の目標としていたグループ年商は120億円に到達し、日本一の足場施工会社になりました」(高木社長)
グループとしての施策も推進。手始めに集中購買によるコスト抑制、案件や仮設資材の相互融通、管理システムの横展開によるDX推進など、シナジー効果を生んでいる。
高木茂光社長は、ホールディングス設立の最大の目標を「足場施工会社では成し得ていない上場を果たすこと。5年を目途に準備を進めています」と掲げており、次のステージを見据えている。