中島測量設計
主軸以外の事業も拡大。進化を続ける地元密着型企業
1952年に土地家屋調査士・司法書士事務所として創業した「中島測量設計」。現在は石狩市を中心とした地域密着の不動産業を主軸に、測量業などを手掛け〝ナカソク〟の愛称で親しまれている。石狩市内の年間不動産売買取引件数では、7年連続トップ(2025年6月現在)を誇る優良企業だ。
25年度は積極的な用地仕入れなどもあり、業績は堅調に推移し、増収増益を達成。中島量社長は「好調な時こそ進化し続けることが大切。さらなる事業拡大を図っていく」と慢心はない。
注力しているのは不動産分野以外の拡大だ。元来、同社では新築戸建の建て売りや解体工事なども手掛けており、近年はこうした建築分野の強化を推進している。
また今年4月には、新たに二級建築士を採用するなど、従業員も増員。これにより、建築施工を自社で完結できるようになり、大幅な利益アップにつなげた。
現在も石狩市花川南エリアの宅地で、新築戸建の建て売りプロジェクトが進行しており、6月に2棟、8月にも同社の新商品となる「そら庭の家」シリーズ3棟が着工する。
「大きなバルコニーと吹き抜けが特徴のシリーズです。バルコニーは外からは控えめに見えますが、内部では大きな開放感をもたらす設計です。また、留寿都エリアでは大型民泊施設の建設が今春に着工しました」(中島社長)
今後は、リノベーションハウスの販売にも注力し、建築部門の売上高割合を現在の30%から50%以上まで引き上げる方針だという。
「設計機能を備えた建築会社を傘下に収める計画もあり、設計から施工までワンストップで対応できる体制を整備していきます」と中島社長。