リ・フィールド
過去最高の売上高。新社屋完成を機に体制を整備
「リ・フィールド」は、上下水道工事を中心に舗装・土木・除排雪まで幅広く手がけるインフラ施工企業だ。
公共インフラの維持管理が主軸で、札幌市水道局発注の工事などで実績を積み重ねてきた。特に給・配水管の更新や老朽管の改修、漏水対応などの水道工事が専門だ。
2025年度は元請けとして、中規模の配管整備工事を複数受注したほか、協力会社の下請け業務にも対応した。遅延やトラブルなくすべての案件を完遂し、1989年の創業以来、過去最高の売上高となった。
公共工事に加え、個人向けの水回り修繕に対応しているのも大きな特徴だ。漏水やトイレ詰まりなどの緊急対応は、25年度で500件以上。特に手稲・西区エリアでは、住民の生活インフラを支える存在として定着している。
松苗富夫社長は「地域の方々が安心して水が使える。この〝当たり前〟を守ることが当社の役割です」と話す。
また、除排雪事業も大きな収益源となっており、札幌市の除雪事業を中心に、企業や商業施設、マンションなどを対象に事業を展開。昨シーズンは大雪の影響も相まって受注が増加した。今冬に向けては、大型重機の導入を予定するなど、体制強化を図っている。
一方で、6月に新社屋が竣工したのを機に、業務環境の刷新にも着手した。フリーアドレス制の導入やクラウドによる書類管理などのDX化で、業務効率化を進めている。
「講習専用の研修室を設け、若手技術者の育成や技能向上も図っています。また今後は、協力会社ネットワークをさらに強固なものにし、公共工事、民間工事、除排雪のすべてを底上げします。地域のインフラを支える企業として、安定性と機動力を兼ね備えた体制を整えていく」と松苗社長。