ほっかいどうデータベース

鈴久名建設

3月に「創業100周年記念会」を開催

創業100周年。老舗企業として道内業界を牽引

 とび・土工工事一式を担う「鈴久名建設」は、大林組(本社・東京都港区)の道内案件を一次下請として77年間にわたりメインで務めている。

 2024年度に引き続き、25年度も複数の大型物件が同時並行で進行。業績は堅調に推移し、増収増益を達成した。

 一例を挙げると、昨年9月から札幌市豊平区の月寒グリーンドーム跡地で大規模産業展示場の工事がスタート。敷地面積は約7万平方㍍で、完成すれば北日本最大級のMICE・産業交流拠点となる。

 また、同時期に北海道ボールパーク(北広島市)周辺の開発事業として、新駅舎と超高層マンションの建設工事も始まった。いずれも2年以上続く長期大型案件だ。 

 継続中の大型案件も着々と進行中。北海道新幹線延伸工事(長万部エリア)や札幌市中心部の再開発に伴う「PIVOT」跡地の商業施設やオフィス、ホテルを備えた複合ビル建設などは、27年以降まで続く予定となっている。 

 鈴久名将社長は「当社では人材を〝人財〟と捉え、若手はもちろん、女性や外国人が働きやすい環境をさらに整備していく」と語る。

 この言葉通り、今秋には静岡県のスマートシティ建設の第2期工事も控えているが、超大規模工事の経験を積ませるため、30歳以下の若手を中心に工事を完遂させる方針だという。さらに、9月には同社初となる外国人技能実習生の採用も予定している。

 一方で、今年3月には創業100年の節目も迎え、京王プラザホテル札幌で「創業100周年記念会」を開催。従業員や協力会社など約100人が集まった。

 鈴久名健会長は「当社100年の歴史は、元請けさんや協力会社、従業員がいてこそ。感謝する心を常に持つことが大切です」と話す。

 鈴久名社長は「今後120年、150年と続く会社にしていかなくてはいけない。次世代にバトンをつなぐため、従業員と協力会社一丸となって道内業界を引っ張っていきます」と意気込む。

記念会で挨拶をする鈴久名健会長
鈴久名将社長