株式会社 ニトリホールディングス
収益構造の改善で増益。海外での出店も加速
家具・インテリア製造小売り国内最大手「ニトリ」やホームセンター「島忠」を傘下に持つ。「マイナビ・⽇経⼤学⽣就職企業⼈気ランキング」⽂系総合で4年連続の1位を獲得。学生からの評価が引き続き高い。
2026年3月期の連結決算(国際会計基準)は、売上収益が9122億4800万円(前期比1・8%減)、営業利益1255億2600万円(同6・7%増)、当期利益892億7400万円(同8・1%増)の増益となった。
ニトリ事業では、分別構造の「ポケットコイルマットレス」など、業績の逆風となる円安下でも利益を確保できる商品を開発。また〝第4の柱〟とする家電製品では、大容量ながら奥行き59㌢の薄型冷蔵庫などが好評、新商品で消費を喚起した。
また、島忠事業は、PB商品構成比の改善と、収益構造を見直しセグメント利益が大幅改善した。
EC事業では、自社に加え、他社商品も取り扱う「ニトリネットマーケットプレイス」をリリースし、暮らしを豊かにする多彩な商品を展開。
一方、海外事業では韓国や、マレーシアなどASEANで店舗数を拡大。中国大陸での営業利益が大幅改善し、出店拡大に向けた基盤を整えた。26年3月期末の店舗数は、国内860、海外209の計1069店舗。
次期は、売上収益9570億円、営業利益1303億円、当期利益910億円を予想する。