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児童発達支援 サルビア・放課後等デイサービス カルミア

事業所管理者の岡﨑聡子さん

医療系専門職の連携による総合児童発達支援を提供

 4月にオープンした児童発達支援・放課後等デイサービス「サルビア/カルミア」は、医療法人「桂翔会」が運営する療育施設だ。

 療育とは、発達に特性や課題のある子供を対象に、日常生活や社会生活で自立できる力を育むための専門的支援を指す。医療法人を母体とする同施設では、医療のエビデンスに基づいたリハビリ特化型の個別・集団支援を実践しており、子供と親の〝進むべき道〟を医学的根拠をもとに明確に指し示している。

 言語聴覚士で事業所管理者を務める岡﨑聡子さんは「相手の気持ちを察することが苦手、じっとしていられない、会話のやりとりが難しい、言語の遅れなど、お子様の発達に違和感や不安を感じる保護者様は多い。我々専門家が早期に原因を特定し、10年後、20年後を見据え、〝今〟すべきことを導き出します」と話す。

 言語聴覚士のほか、保育士や公認心理士、理学療法士、作業療法士が連携し、多角的な視点で一人ひとりの発達状況を評価している。

 例えば「集団行動が苦手」という場合、複数の発達障害が考えられるほか、心理的な不安感が隠れている場合もある。この〝見極め〟が今後を左右するポイントと捉え、経験豊富な専門職が子供との対話や観察、各種の検査などで適切に評価した上で、特性に応じた個別の支援プログラムを策定している。

 子供は与えられた課題を一つひとつクリアしながら、対人スキルや集団生活になじむ〝術〟を身につけていくわけだが、言語聴覚士の中村友香さんは「本人にとって楽しい時間であることが大切です。日常生活に近い環境、雰囲気づくりを意識しています」と話す。

 そこで存在感を示すのが乳幼児のプロである保育士だ。医療系専門職とともに、多彩な遊びを通じたリハビリや機能訓練を個別に考案、実践している。

 桝谷将偉理事長は「医療の現場同様に、当然ながら〝結果〟を追求しています。ただ、我々だけが本気になっても良い結果は出ません。家庭での接し方や声かけなどを含め、保護者様との協働プロジェクトだと捉えています。施設と家族の適切なサポートで子供は強くたくましく育ちます。何でもご相談ください」と呼びかける。

 

言語聴覚士の中村友香さん
耳鼻咽喉科の専門医として活躍する桝谷将偉理事長
スロープ型の入口などバリアフリー対応
さまざまな遊びを通じて発達を支援する