札幌光星中学校・高等学校
創立92年の伝統と実績で、豊かな人間性を育む
カトリック精神に基づく豊かな全人教育を実践する札幌光星中学校・高等学校。〝人のために働ける人材、社会に貢献する人材〟の育成を目指し、これまでに道内政財界をはじめ各界へ多くの著名人を輩出してきた。
国公立大学や難関私大、医学部への安定した進学実績に加え、部活動でも高い評価を得ており、各競技において全道大会常連校として存在感を示している。創立92年目となる今年の入学者数は2年連続で定員を上回った。
選ばれる理由は充実した教育環境にある。校舎設備では、道内に先駆けて全教室にエアコンを導入。さらに昨年からグラウンドを全面人工芝へ改修し、LED照明も整備した。夜間でも安全に練習できる環境を整えている。
特に人気なのが、中高一貫の「6ヵ年コース」で、今年の入学者数は1994年の中学開校以来最多となる126人を記録した。学力別のクラス編制を行わず、教科書に依存しない独自プログラム「ルクスプログラム」を通じて、学びの楽しさや探究心、人間性を育む教育が支持されている。
高校から入学の「3ヵ年コース」では、少人数制で最難関国立大学や医学部進学を目指す「ステラコース」と、文武両道で北海道大学や難関私立大学進学を目標とする「マリスコース」があり、進路や学力に応じ、高校2年の進級時にコース変更も可能となっている。
駒井健一郎校長は「4月から土曜授業を廃止し、1コマの授業時間を増やしました。総合型選抜(課外活動などを重視する大学入試)にも対応しています」と話す。
グローバル教育も特色の1つ。中学3年生では全員が海外研修に参加し、単なる周遊型ではなく農場などに滞在するファームステイを通じて異文化理解を深める。また、カトリック系ミッションスクールの世界135校ネットワークを生かした教育プログラムも拡大。姉妹校の国内5校と連携し、ハワイの系列校で海外研修を実施している。
さらに、海外の高校卒業資格を取得できる「デュアル・ディプロマ・プログラム(DDP)」も導入。オンラインを活用することで、留学よりも低コストで国際教育を受けられる点が注目を集めている。
高大連携も加速している。同じカトリック系の上智大学との連携に加え、昨年からは卒業生も多く進学する北海道医療大学とも提携。メディカルDX分野の学びを取り入れるなど、時代を見据えた教育にも取り組む。
「豊かな人間性を育むには早い時期に視野を広げることが大切と考えています。姉妹校との連携や海外研修、ボランティア活動などを通じて子どもたちが感動する体験を増やしていきたい」と駒井校長。