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丸喜運輸

本間渚紗さんは自社のアイコン的存在

若手を抜擢したSNSが好評。女性も多く活躍

 2028年に創業55周年を迎える「丸喜運輸」は、建設資材運搬を軸に、仮設資材のリース・販売や仮設計画作成、産業廃棄物処理などを手掛けている。建設現場を取り巻く周辺事業を一貫して担い、50年以上にわたり多様なサービスを提供してきた。 

 事業拡大を進める同社では現在、ドライバーの若手人材を積極的に採用している。ドライバーは1日に札幌圏を中心とした2~3件の現場へ、建設資材や廃棄物の運搬を行うのが主な業務だ。

 新卒入社から5年目の本間渚紗さんは「毎日さまざまな景色が楽しめるうえ、一人の時間が多く、自分のペースで仕事ができます。力仕事もありませんし、世間のイメージ以上に女性が活躍できる業界です」と仕事の魅力を語る。

 若手を支えるバックアップ体制も整っている。OJTや専門家によるキャリアコンサルティングなど、3年間の新入社員教育プログラムを導入。大型免許などの資格取得費用を貸与し、2年間の勤務で返済が不要となる独自の支援制度も用意している。〝一人前〟へと成長できる環境を整えているほか、住居費用や奨学金返済の支援など、福利厚生も充実していることから離職率も低い。

 また、妊娠6カ月から出産後、保育園が決まるまで産休を取得することも可能だ。これまでに在籍する女性社員16人のうち5人が利用している。昨年からは、中学生までの子ども1人につき一律8000円を支給する「子育て応援手当」も導入した。  

 一方で、近年は若手人材を中心に自社のブランド力強化にも取り組んでいる。その中心となっているのが本間さんだ。「トラガールなぎさ」というアカウント名で、各種SNSを駆使してドライバーの魅力や〝ドライバーあるある〟など、さまざまな情報を発信している。

「SNSを本格的に活用し出したのは約1年前からです。ティックトックに関しては、運用当初50人程度だったフォロワーが現在は3000人以上に増えました。2年以内に1万人以上が目標です。そのためにも一緒にアカウントを運用し、当社のアイコン的な存在になってくれる〝新たな仲間〟を探しています」と本間さんは語る。

 従業員は100人を超え、20代の若手社員が多いのも特徴。若い世代が活躍できる「仕事のやりがい」と「福利厚生」がそろった企業といえるだろう。


ドライバー
本間 渚紗さん

OJTでは3年間という長期間にわたって学ぶことができ、修了後も不明な点はなんでも聞ける環境なのも当社の良いところです。産休復帰後は、無理のない業務内容を設定し、保育園の送迎や子どもの体調に合わせて勤務時間を調整できるなど融通もきく会社です。でも一番の魅力は、ネイルや髪色を自由にできることですね!すごく女性が働きやすい環境です。

SNSではさまざまな企画や情報を発信している
SNS撮影の裏側
約60台の車両を保有する