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札幌鋼建工作所

自社工場には最新鋭の機械がそろう

安定した受注環境で"一生モノ"の技術が身につく

 ビルや学校、病院、商業施設など、あらゆる建物に欠かせないスチールドアやシャッター、建築金物の製造を手掛ける「札幌鋼建工作所」。恵庭市に本社を置き、建物の安全性や機能性を支える製品づくりを行っている。シャッター業界大手の「三和シヤッター工業」の指定工場として、安定した受注基盤を持つことが大きな強みだ。

 伊藤安徳社長は「塗装や溶接を担う人材を募集しています。当社には、社会に欠かせない役割を担っているという誇りがあります。私たちが手掛けた製品がさまざまな施設に設置され、社会の中で長く使われていくことに大きなやりがいを感じられます」と話す。

〝未経験でも一人前の技術者へ育てていく〟が同社の方針。若手の育成に力を入れており、入社後は機械の操作や製品構造などの基礎から丁寧に指導し、現場で経験を積みながら技術を身につけていく。

 また、フォークリフトやクレーンなど、業務に必要な資格取得も会社が支援する仕組みが整っている。こうした育成体制のもとで、若手が着実に力を伸ばしているという。

 自社工場では、設計から製造までを一貫して行う体制を整備。CAD設計、板金加工、溶接、塗装、組み立てといった工程を担っている。多くの技術者が関わりながら一つの製品を完成させていくため、ものづくりの醍醐味を実感できる仕事と言えよう。

 さらに、最新鋭の板金加工機械として、アマダ製のパンチング加工機やベンディングマシンなどを導入。高精度な加工を可能にするだけでなく、安全装置や作業ガイドを備えた設備により、作業者の安全性向上にもつなげている。

 一方で、従業員が働きやすい環境が整備されているのも特徴の一つだ。年間休日は120日で、土日祝を基本とした休みを確保。毎週水曜日はノー残業デーとなっているほか、繁忙期以外はほぼ定時(17時30分)に仕事を終えることができる。

 福利厚生の充実も図られており、社員食堂では栄養バランスの取れた食事を100円で提供するなど、若手社員の生活を支える取り組みも行っている。ものづくりの現場は体力を使う仕事でもあるが、こうした制度の積極的な導入が日々の働きやすさにつながっているのではないだろうか。

「身につけた技術は一生の財産になります。ものづくりの現場で長く活躍できる次世代の技術者を育て続けていきます。親御さんにも安心して送り出していただける会社でありたい」と伊藤社長。 


成型部
常光貴大さん

私の部署では、鉄板の切断や加工を行っています。作業はいわゆる〝職人技〟よりも機械が中心です。当社では、先端の機器を導入しており、一度覚えてしまえば難なく仕事をこなせますので、未経験の人でも全く問題ありません。私も未経験からスタートでした。自分の携わった製品が工場から出荷されていくのを見るのは、この仕事をしていて一番うれしい時ですね。

安全装置や作業ガイドを備えた設備のため安心して作業可能