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白石そうま歯科クリニック

相馬 裕佑 院長
そうま・ゆうすけ/2012年北海道医療大学歯学部卒業後、同大学病院入局。16年パーク歯科診療室勤務。24年開業。

費用・時間・品質で患者の要望に応える

 1月16日に開業した「白石そうま歯科クリニック」。相馬裕佑院長は患者との対話を重視し、柔軟性の高い歯科医療を目指している。

「患者さんによって『費用』『時間』『品質』など重視するポイントは異なります。一人ひとりの希望に添えるように、複数の選択肢を用意したい」

 例えば「品質」を重視する患者には、保険適用外のインプラントや高性能義歯、審美性に優れたかぶせ物などを提案。ここまでの流れは他院と同様だが、相馬院長は「品質を求めるなら根本原因の改善が重要です。歯周病治療など口腔内全体を整えることで義歯やインプラントが持つ本来の性能を発揮できます」とトラブルの原因を〝根から絶つ〟総合治療を推奨する。

 高性能義歯については「嚙みたい」「痛い」「バネが見えるのが嫌だ」「他の歯に負担をかけたくない」など患者の希望に添ったものを技工士とつくりあげる。

 患者ファーストを徹底しつつ、「既存歯を1本でも多く残す」「歯をできる限り削らない」ことを信条に、予防歯科の重要性も訴えていく方針だ。

柔らかな光に包まれた待合室。土曜日も午後6時30分まで診療