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miyama(ミヤマ)

五十嵐虹佑係長

管理コストの最適化を実現し、管理組合の負担を軽減

 近年〝管理委託費の値上げ要請に応じてくれない〟〝修繕積立金の不足で今後の修繕工事が見込めない〟などを理由に、管理会社が契約更新を辞退するケースが増えている。 

 こうした管理組合の〝駆け込み寺〟ともいえるのが、札幌近郊を中心にマンション管理を手掛ける「miyama」だ。  

 同社のフロントマンとして10年以上現場を支える五十嵐虹佑係長は「当社は少数精鋭で管理業務を行っていますが、昨年は新たに2棟の管理を受託しました」と話す。

 同社の強みは、小回りの利いたサービスを提供すること。通常はフロントマン1人あたり10~20棟を担当するが、同社は半分程度に抑える事で、スピード感のある対応を可能としているほか、1棟に対応する時間を増やすことで質の高いサービスを提供できるわけだ。

 また、管理費を最適に運用するためのコスト削減にも注力している。いきなりの値上げや大規模修繕に着手するのではなく、今までの管理費や修繕積立金の内訳を精査して、管理組合の負担を軽減する提案を行っている。親身に寄り添う姿勢は管理組合から信頼を獲得している。

 今年は新たに1人のフロントマンの採用が決まっており、今後も喫緊の課題である老朽化・高齢化したマンションの管理を継続し、管理組合のニーズに応えていく方針だ。