市立病院前整形外科クリニック

診療科目の細分化が進んだ結果、どこへ受診すればいいのか迷い、治療まで時間を要することがある。

開院10周年を迎えた「市立病院前整形外科クリニック」の佐久間隆院長は、市立札幌病院の整形外科部長を20年務めるなど、40年以上のキャリアを持つ整形外科医。これまでの経験を生かし整形外科領域全般の疾患に対応している。

「症状の〝交通整理〟をするのが私の役割です。悩んでいる患者さんから最初に相談される医師でありたい」

指の変形性関節症や腱鞘炎、テニス肘、さらにはリウマチ、骨粗しょう症分野まで幅広く診療。手外科領域のセカンドオピニオンとして、他院では「加齢によるもの」と診断されていた症状でも正確な病名を下す。

「指に痛みや動きの制限、水ぶくれなどを感じたら受診を。サプリメントや注射による保存治療で初期なら症状を緩和できます」

病診連携を強化しており、専門的な治療が必要な場合は、市立札幌病院をはじめとする医療機関を紹介する。