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イエローウィング協同組合

門洸司部長(左から2人目)を中心に精鋭がそろう

外国人材を斡旋し、地方の担い手不足を解消

人材不足解消のためには女性や高齢者、外国人の活躍が必要不可欠だ。

「イエローウィング協同組合」は、道内企業に対して、外国人技能実習生と特定技能1号外国人の斡旋を担う。ベトナムとフィリピンをメーンに対応している。

「機動力の高さが当社の強みです。人材を扱う仕事は信頼が何より大切です」と話すのは業務を統括する門洸司部長だ。

本部は苫小牧市だが、札幌市内にも拠点を設置している。外国人材や斡旋先の企業で、急なアクシデントが起こった場合でも道内であれば、半日以内に駆けつけられる体制を整備している。こうしたことにより、顧客からの信頼を勝ち取っている。

行政書士の資格を有する従業員がいるのも特徴の1つだ。技能実習や特定技能では、煩雑な書類の準備が必須だが、同組合ではこうした書類作成もフォローしており斡旋までの行程に一貫して対応している。

一方で外国人と地域住人の交流会なども開催。「多くの起業では、人手不足が事業継続のネックになっている。当組合では人材面からの企業経営をサポートし、ひいては地域活性化の一助となるよう尽力していきます」と門部長は語る。