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アムテック

「フレアマシンⅢ200型」(上)での配管加工の様子

設備工事を中核に業容を拡大。人々の生活を影から支える

冷暖房や給排水衛生設備工事の「アムテック」。4月には創業10年の節目を迎えている。

札幌市内に自社工場を保有し、配管や機器の架台製作・取り付けも行っており、施工先は学校や病院、商業施設など多岐にわたる。札幌都心の複合施設「さっぽろ創世スクエア」の冷暖房設備工事を担ったのが同社。まさに社会を影から支える企業の1社だ。

「当社には1級配管技能士などを有する技術者が揃っており、妥協ない高品質な施工を心掛けています」と島田清光社長が話すように、最大の特徴はその技術力の高さ。それが顕著に現れているのが〝対応力〟だ。

配管には塩ビやステンレス、ポリブテンなどさまざまな材質があり、それぞれに最適な接続工法がある。

「現場では寸法など設計図面と異なることが頻繁に発生します。ここでものをいうのが技術者の経験の差」と島田社長。同社では、例えばステンレス管のジョイントや溶接を臨機応変に判断しながら、案件ごとに最適な工法で工事を進行することができる。

島田社長は「昨年からは配管の加工業も始めました。今後は施工図の作成や現場管理なども行い、業容を拡大していきたい」と話す。

島田清光社長