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創伸建設

新デザインの作業服を着る社員と同社が手掛けた「札幌ヤクルト販売新営業所」

SDGsに基づいた社会貢献や社員教育を実践する

「創伸建設」は1990年創業の建設会社。創業30周年となった2020年に岡田吉伸社長が就任すると独自の施工管理で高品質かつ低コストの建物を提供。大規模建築物の新築から改修まで手がけ、民間工事を中心にホテル、商業施設、病院、工場などに業容を拡大している。

岡田社長は「大手ゼネコン勤務時代に培った経験を生かし、予算や時間の管理などに『創伸フローチャート』と呼ばれる独自の管理工程表を策定しています。また自社の施工基準として『創伸スタンダード』を設け全社員が施工管理のポイントや他社の工事での失敗例なども共有しています」と話す。

これによって従来は人の経験や勘に頼りがちだった施工管理の業務を見える化、基準化している。効率化や品質の均一化も図られ、コストの削減にもつながっている。

近年はSDGsの理念に基づき社会貢献に注力。「ぴらけし・子ども食堂」(札幌市豊平区)の活動に協賛している。9月18日には建設中の札幌ヤクルト販売新営業所(札幌市中央区南8条西18丁目)で「キッズ現場見学会」も開催した。

「次世代を担う子供たちや地域住民に建設業界の魅力を知って頂く取り組みです。自社が施工した工事現場に招き、当日は質問コーナーや職人によるビス打ちの実演を行ったほか、子供たちにも実際にビスを打ってもらうという体験も提供しました。今後も定期的に続けていきたい」と岡田社長。

また、業界のイメージアップや自社のリブランディングの観点から作業着も一新している。スポーツウェアのようなデザインは社員からも好評だ。

さらに福利厚生にも注力。企業型DC(企業型確定拠出年金)を導入。社員やその家族を招いた金融セミナーも開催して、金融リテラシー向上に寄与する。

「来年は北海道ボールパークにも携わります。道産子企業として誇りです。大手ゼネコン時代の仲間ら数人を加え組織力も強化している。100年後も有り続ける企業も目指していきます〝作った建物に最後まで責任を持つ〟という思いを形にしていきたい」と岡田社長。

岡田吉伸社長
「キッズ現場見学会」ではビス打ち体験も実施
社員やその家族を招いた金融セミナーも開催