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セーフティーステップ

敷鉄板は5×10、5×20の2サイズを用意。プラ敷やゴムマットも取り揃えている

新商材の敷鉄板レンタルが好評。クサビ式足場との相乗効果を狙う

建設現場には欠かせないクサビ式足場レンタルの道内大手として知られる「セーフティーステップ」。
札幌の本社に加え、石狩、苫小牧、室蘭の道内4拠点で営業展開しており、「石狩機材センター」は全国的にもトップクラスの規模。安全で機能的な足場を提供し続けている

主力は、戸建て住宅の新築やリフォーム現場だが、近年はビルや賃貸マンション、商業施設など規模の大きな案件も増えてきた。中・大規模の現場は戸建て住宅に比べ大型で工期も長く、大量の足場材が必要となる。こうした需要に応えられるのも石狩機材センターがあるからだ。
コロナ禍で建設需要が落ち込む中、昨年新たな商材のレンタルも開始した。仮設資材の「敷鉄板」だ。
地盤が軟弱な現場において工事用車両の通行をスムーズにするために使用されるもので、大型重機を使う建設現場では必須アイテム。営業対象が足場と共通することから、本業との親和性も良かったという。
ただし、敷鉄板のレンタルは長期になる場合が多いため、量が必要となる。設備投資もかさむが、豊富に敷鉄板を用意し、今期から本格稼働に踏み切った。搬送や設置及び撤去に使用する大型ユニック車も導入し、運送業の許可も取得済みだ。

従来の顧客であるゼネコンや大手建設会社はもちろん、これまで足場レンタルでは無縁だった土木分野にも事業領域を広げる考え。
「足場同様、機動力を生かしてお客さまのお役に立てるよう努力していく」と高木茂光社長は語る。
建設業界では職人の確保が課題だが、コロナ禍の難しい状況下でも外国人実習生の受け入れを実施し、熟練の職人が指導することで施工体制の維持を図っている。本業の質を高めつつ、新商材で付加価値を付けていく戦略だ。
コロナ禍で需要の戻りはまだ鈍い状況ではあるが、グループの本州拠点では長年の課題だった職人の確保を進めるなど体制固めに成功。攻めの1年となりそうだ。

同社がレンタル、施工するクサビ式足場
敷鉄板の運搬も安全第一