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ジェネシス

多種多様な車両を保有しており、今年も新車を導入した

業務効率化に成功し本州展開も視野に

 一般貨物自動車運送業、一般貨物利用運送業を中核に事業を展開している「ジェネシス」。法島直人社長が2017年に設立して以来、業績は右肩上がりの好調が続く。
 建築資材や精密機械、音楽イベントなどに使用するスピーカーや部材、さらには野菜や魚介、引っ越し荷物に至るまで多様な運搬物を担っている。4~10㌧のクレーン車やウイング車、冷凍車などさまざまな車両を保有。今年9月にも新車を導入するなど、現在は約30台を保有している。取引先は150社以上で、大手企業も多く、運送エリアも日本全国に及ぶ。
「運送業はドライバーが会社の顔であり、企業価値そのもの」(法島社長)と考える同社では、特にドライバーのストレス軽減に力を注いでいる。すべての保有車両は運転中の安全やストレス軽減の為に、衝突回避支援機能や車線逸脱警報機能などの先進安全装置を搭載。社内PCとも連動しており、急ブレーキや急加速などが発生した場合はリアルタイムで通知される。ドライバーの疲労や体調を把握し事故を未然に防ぐ取り組みだ。
 また、法島社長は「運送業の重労働で給与も安いというイメージを払拭したい」と話す。同社では元来、定期貨物だけではなく季節や地域などの需要に対応した荷役業務が大半を占める。ドライバーには多様な搬送業務に従事できるシフト制を導入。これにより日々の単純作業に埋没することもなく、ドライバーの負担軽減や搬送効率の向上に貢献。利益向上にも繋がり、社員の給与にも還元できるという好循環を生んでいる。こうした取り組みが功奏し、人手不足の業界にあっても同社は例外。多くの若手や女性ドライバーが活躍中だ。
 法島社長自身が、サッカーでクラブチームのジュニアユースだったことから「18年からエスポラーダ北海道のサポーターをしています。オール道民選手で日本一を目標にしている。当社も今後本州での展開を視野に入れており、同チームの方針に共感した」と話す。
「来春には社屋と倉庫を新設予定です。倉庫での預かり、配送までを一貫しておこなえる体制を整えていく。何事もスピード感が最も大切。当社の成長もスピード重視です。5年以内に関東、関西、東北に営業所を設立する予定です」と法島社長。

保有車両にはさまざまな安全装置を搭載。急ブレーキや急加速が発生した場合はリアルタイムで社内に通知される
法島直人社長