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ノウハウ・情報共有で緊急事態宣言下の対策を実施

札幌慈恵学園の運営本部を兼ねる札幌新陽高等学校

 高校・幼稚園・保育園を運営する札幌慈恵学園が緊急事態宣言中にあらゆる対策を講じた。培ったICT技術を駆使するなど、他に先駆けた取り組みに注目が集まっている。

 新型コロナウイルスは教育現場に大きな影響を与えた。休校中の対応には運営手腕の差が顕著に現れる。

 札幌新陽高等学校、札幌第一幼稚園、札幌じけい保育園、めぐみナーサリースクールを運営する札幌慈恵学園では、それぞれが持つスキルを生かし迅速に対応した。

 他に先駆けてICT教育に傾注してきた札幌新陽高校では、授業の動画配信、リモート授業を実施。このノウハウを応用して、札幌第一幼稚園では園児が自宅で楽しく過ごせるよう「おうち時間動画」を配信した。

歌や踊り、工作の動画に加え、新入園児のために担任の自己紹介動画もホームページ上にアップした。

 札幌じけい保育園、めぐみナーサリースクールは、在宅勤務ができない保護者などを対象に休まず運営。保育計画を吟味して小まめな消毒・検温を徹底した。勤務する保育士に対しても時短就業など、臨機応変な対応をおこなった。

 他にも、札幌新陽高校では毎週土曜日にICT教育のノウハウ・注意点などを解説する講演をウェブ上で開催。全学校関係者を対象に無償で実施している。

「オンライン授業などの情報を提供し、互いに高めあっていきたい」と櫛田髙徳副校長は語る。

 また、2021年度入試では道内初となるオンライン試験の導入を決定し、注目を集めている。