【速報】元コンサドーレ・日本代表FWの吉原宏太氏が余市町長選出馬へ
8月23日告示、同28日投開票の後志管内余市町長選挙に、コンサドーレ札幌元選手・元日本代表FWの吉原宏太氏が出馬の方向で準備を進めている。本誌の取材に吉原氏が答えた。正式な出馬表明などは現時点で未定だが、すでに町内の支援者とともに挨拶回りを始めている。
吉原氏は1978年大阪府出身。初芝橋本高校(和歌山県)3年次に全国高校サッカー選手権で得点王を獲得し、96年シーズンから旧JFL参加初年度のコンサドーレ札幌に加入。クラブ設立最初の公式戦となった福島FC戦で先制点を挙げるなど初年度から活躍。99年シーズンまでの4年間で公式戦45ゴールを記録した。
99年にはシドニー五輪代表候補や日本代表にも選出。その後ガンバ大阪、大宮アルディージャ、水戸ホーリーホックでプレーし、2012年シーズン限りで現役を引退した。
引退後は北海道に拠点を移し、サッカー解説者・タレント活動と並行してコンサの関連法人「コンサドーレ北海道スポーツクラブ」所属コーチとして、同法人が運営するサッカースクールで指導者として活動していたが、5月31日付けで退職が発表されていた。
余市町長選はすでに現職1期の齊藤啓輔氏が再選出馬を表明。ほかにも総理大臣経験者元秘書の擁立を検討する動きがある。6月14日にデジタル版、15日に雑誌版が発売となる月刊財界さっぽろ2022年7月号では、現職・齊藤氏の評判や吉原氏擁立にともなう選挙情勢について詳報する。