在宅起訴秒読みの吉川貴盛元農水相“鶏卵収賄”疑惑、その全背景を解説!

 北海道2区選出の自民党衆院議員だった吉川貴盛氏は、昨年12月から“鶏卵汚職”疑惑の渦中にある。鶏卵生産大手アキタフーズ(広島県)の元代表から農林水産大臣時代、複数にわたり現金を受け取ったとされる。東京地検特捜部は12月末、吉川氏の自宅、地元事務所などに家宅捜索に入った。

 年明けにも逮捕と目されていたが、1月11日付の朝日新聞朝刊で、収賄罪で在宅起訴との一報が出た。記事によれば捜査がほぼ終了しており、証拠隠滅、逃亡の恐れがないというのが理由だ。

 吉川氏は12月中旬から、持病である心臓病と糖尿病の治療のため、東京都内の病院に長期入院中。

 全国紙の社会部記者は「吉川氏の主治医から勾留に耐えられないという診断書が出てるとか出ていないとか、まことしやかな噂が流れています。また、一都三県に緊急事態宣言が出ており、特捜部も派手な動きはできないという見方もあります。身柄を拘束されず在宅起訴となれば、地検への世論の風当たりは強まるでしょう」と話す。

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 月刊財界さっぽろ2021年新年特大号では「吉川貴盛“鶏卵収賄”疑惑」と題した特集を組んだ。吉川氏の70年の半生に迫り、極貧の幼少時代、鳩山家との知られざる縁、妻との死別など、地元誌しか知り得ない貴重なエピソードを掲載。

 今回、この特集を特別編集する形で、特集部分を中心に12ページをデジタル版として販売する。価格は税込110円となっている。購入は下記のリンクから。

特別編集・吉川貴盛[元農水相]“鶏卵収賄”疑惑の全背景