月刊「財界さっぽろ」

特集・話題の首長選、西川将人旭川市長が国政転出なら今秋に選挙“四重奏”?

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写真左から西川将人氏、上野正三氏、米澤則寿氏 ©財界さっぽろ

 クラシックの「四重奏」は美しいハーモニーを響かせる。ところが、政界で4つの選挙が同時に行われるとなると、それぞれ複雑な事情が加わってどんな音色になるかは予測不能だ。旭川市でそんな事態が起きるかもしれない。旭川で政界関係者のホットワードになっているのが、西川将人市長の「7月辞任説」「衆院解散直後退任説」だ。現在4期目の西川氏の任期は残り1年半。西川氏はかねて衆院道6区現職・佐々木隆博氏の後継候補として転出が噂されている。秋までに必ずある衆院選に西川氏が出馬すれば、当然、旭川市長選も実施される。そして市長選に名乗りを挙げる候補次第では、道議選や市議選の補選が実施される可能性があるのだ。特集では北広島市長現職の上野正三氏や帯広市長現職の米澤則寿氏に加え、衆院選6区の代理戦争となる士別市、まちを二分する因縁の渦巻く愛別町や1期で意表の退任となった古平町、核のごみ問題に揺れる寿都町など、注目の首長選の内情を取り上げている。


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