月刊「財界さっぽろ」

宴席は苦手だけど…周囲が後押し鈴木直道(知事)が自民党と“夜外交”

- -
©財界さっぽろ

本誌8月号で、鈴木直道知事と道議会がいま、“絶対零度な関係”にあると報じた。与党であるはずの道議会自民党会派とのすきま風はどんどん強くなっている。コロナかでその関係は悪化する一方だ。7月3日に閉会した第2回定例道議会で、自民会派は「お灸を据える」と息巻いた。議会で道庁側を厳しく追及。鈴木知事サイドが“消極的”だったとされるコロナ対応をめぐる外部の検証組織の設置も強く求めた。その後、周囲の後押しもあり、関係改善のための宴席が2つ設けられた。もともと酒席が苦手だとされる鈴木知事。「少量のアルコールでも酔っぱらってしまう」(道議会関係者)という。そんな鈴木知事が出席した宴席の1つは、自民党道連会長の吉川貴盛氏が主催したもの。吉川氏に近しい道議が多く参加した。もう1つが道庁幹部と自民党会派幹部らによるもの。鈴木知事が提唱する新しい生活様式「新北海道スタイル」にのっとった感染対策を徹底して実施予定だったのだが……


*写真および記事は全て転載を禁止します。