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片桐企業グループ

メンテナンス前(下)後(上)の福祉・介護用品。保管・収容力も高い

徹底した清掃・消毒・整備で安心・安全な介護用品を供給

 建設、産業用機械、イベント、介護、オフィス用品などグループ11社で多様なレンタルニーズに対応する「片桐企業グループ」。ラインナップの豊富さはもとより、ユーザーが必要とするタイミングで即時貸し出せる供給体制も強みとしている。

 2002年には「日建片桐リース」が福祉・介護用品のレンタル事業「レンタコムウェル」をスタート。福祉・介護用品は利用者の日常使用によってさまざまな汚れが付着しているケースも珍しくなく、次の借り手に提供するには清掃や消毒が必要不可欠だ。また、車椅子や歩行器の整備不良が原因で重大事故が発生する恐れもある。そこで同社では、石狩と苫小牧にメンテナンスセンターを設け、車いす安全整備士やクリーニング士などの専門職を配置。「整備力」を強化し、「供給力」の向上を図ってきた。

 既存のメンテナンスセンターに加え、今年4月には「札幌東介護センター」を札幌市東区に開設。3拠点体制で福祉・介護用品の清掃や消毒、整備にあたり、次の貸主に安心・安全なレンタル品を迅速に供給している。

 同センターは、主要顧客が集中する札幌圏を担う重要拠点であり、1日にトラック9台分の福祉・介護用品が返却され、ほぼ同量のメンテナンス済み商品を新たな借主に発送している。一般社団法人「シルバーサービス振興会」の認定施設であり、施設内ではレンタルバック(返却)から清掃、整備、消毒、梱包、保管、発送(貸出)という一連の工程がワンウェイ(一方通行)で進められるなど、清潔・不潔エリアを明確に区分け。安全衛生管理を徹底している。

 清掃と整備を行うメンテナンスルームでは、分解できるものはすべて分解して隅々まで清掃し、その上でゴム類はアルコール消毒を徹底。そのほかは丸一日かけて高濃度のオゾン消毒を実施している。また、各福祉・介護用品にはナンバーが付与され、メンテナンスの全工程の担当者を把握。週に一度、清掃、消毒済みの商品をランダムに選定して自主検査を実施して菌の有無を確認している。

 片桐企業グループは、こうした表に見えない細やかなメンテナンスを各社で徹底。安心・安全なレンタルサービスで顧客満足度のさらなる向上を目指す。

メンテナンス前
分解清掃で汚れを残さない
マットレスや車椅子の洗浄・除菌装置
今年4月に開設した「札幌東介護センター」