「北広島おぎの眼科」が AI画像解析を導入
北広島市の「北広島おぎの眼科」が、眼底画像をAIで解析し、鮮明化する画像解析ソフトを導入した。画像の視認性をさらに高め、眼疾患の早期発見・早期治療につなげる。
早期発見と早期治療を基本方針に掲げる「北広島おぎの眼科」。JR北広島駅直結のトナリエ北広島を拠点に、地域で高度な眼科医療を目指した体制づくりを進めている。
今年8月に導入したのは、超広角眼底カメラに対応する画像解析ソフト。撮影した眼底画像をAIで解析し、より鮮明で見やすい画像へと補正する。
さらに、健康な目の画像と比べて違いを分かりやすく表示できる機能も備える。AIによって画像を鮮明化することで、医師の画像診断をサポートする。
荻野哲男院長は「これまで見えにくかった細かな変化を、より鮮明な画像で確認できるようになります。AIを診断の補助として活用することで、病気の早期発見につなげたい」と話す。
同院は以前から先進的な検査機器の導入に積極的だ。2024年には国内1号機となる超広角走査型レーザー検眼鏡装置を導入。網膜などの断層画像を撮影するOCTも3台備え、検査から診断、治療までの充実を図ってきた。
こうした検査機器とAIによる画像解析を組み合わせることで、より精度の高い診療環境を整えている。
今回のAI導入も、さらなる診療体制の強化に向けた取り組みの一環だ。
荻野院長は「AIは医師に取って代わるものではなく、医師の診断を支えるための強力なツールです。より鮮明な画像から小さな変化を見逃さず、患者さんの大切な視力を守っていきたい」と力を込める。