ふく井ホテル
観光・温浴・飲食で帯広、十勝エリアを活性化
帯広駅前のホテル群で唯一、モール温泉の源泉かけ流し大浴場を完備する「ふく井ホテル」。2027年に開業100周年を迎える。
22年に帯広のベンチャー企業「そら」が事業を継承し、同社の林佑太取締役COOが社長に就任。自らが広告塔として、SNSなどで積極的に情報を発信している。
「集客や採用、ブランディングを目的にSNSを活用しています。開始から1年足らずで〝ゆうた社長〟と地元の小学生からも声をかけらるようになりました(笑)。当ホテルだけでなく、帯広、十勝の魅力が伝わるように、地域全体の活性化につながる発信を続けていきたい」と林社長。
一方、ふく井ホテルのグループも拡大。24年には帯広市が運営する「ばんえい十勝」に隣接する観光交流拠点「とかちむら」の事業を継承したほか、25年に経営を引き継いだ帯広市内の入浴施設「ひまわり温泉」は、今年8月に建物2階部分を簡易宿泊所としてリニューアル。スポーツ少年団や中高生の部活動の合宿、大会遠征など団体需要に応え、帯広のにぎわい創出を図る。
「後継者不足、高齢化などを背景に、大小さまざまなビジネスの継承依頼が寄せられています。ふく井ホテルグループは観光、温浴、飲食を通じて、十勝を人とお金が集まり続ける地域に発展させることが目標であり、実現に向けてこれからも挑戦を続けていきたい」と林社長。