日本工営 札幌支店
〝北海道をすみよくする〟。総合力で地域課題の解決へ
建設コンサルタント国内最大手である「日本工営」の掲げるミッションは、〝世界をすみよくする〟だ。札幌支店では〝北海道をすみよくする〟を掲げ、道内各地の未来を見据えた地域課題解決に取り組んでいる。
同支店は、営業・事務を担当する営業企画部、計画・設計を担当する技術第一部、調査・解析を担当する技術第二部の3部体制を敷く。顧客の課題を的確にくみ取り、防災、観光、環境、交通、まちづくりなど幅広い分野で最適なコンサルティングを提供している。
その一例が登山者の安全確保を目的に、昨年7月に実施した実証試験「十勝岳チャレンジ」だ。携帯アプリにより試験参加者が噴火情報を確認した位置や避難行動を収集・把握し、避難に要する時間や退避場所、情報伝達の課題などを検証。得られたデータは、避難誘導やシェルター設置場所の検討、救助活動の高度化などへの活用が期待されている。
岩佐卓実支店長は「同様の技術は、各地で深刻化しているクマ被害対策にも応用できる。クマの出没や誘因に関する情報を共有し、地域住民や登山者が自助・共助により迅速に安全行動を取る仕組みづくりを支援します」と語る。
このほか防災分野では、VRやシミュレーションを活用した津波避難訓練、防災情報を一元化し災害対応や避難指示判断等に必要な支援を行う防災マネジメント支援システム「Stage」を開発・展開する。
また、DXを活用した観光まちづくりでは、360度カメラとメタバースを活用した観光PRや人流データ「N‐LOUPE」を用いて、にぎわい創出やオーバーツーリズム対策にも取り組んでいる。
「最新技術を駆使して、道内の地域課題を解決していく。北海道を、住む人にとっても訪れる人にとっても、より良い地域にしていきたい」と岩佐支店長。