岩田地崎建設
28年ぶりに社長交代。AI活用などでさらなる発展へ
道内建設業界最大手。「安心で豊かな社会環境づくりに貢献する」をミッションとする。今年で創業104周年を迎えた。
25年度の受注高は1293億8400万円。完成工事高は3年連続で1000億円超となる1038億3300万円となった。一方、営業利益は前年同期比3・8倍の27億4900万円、当期純利益は同45・6%増の15億5200万円。受注増に加え、価格転嫁が進んだことで利益を拡大させた。
官民双方から引き合いが続いており、直近の実績としては「札樽トンネル銭函」「札幌車両基地高架橋(JVサブ)」「第一首都圏トンネル(JVサブ)」「(仮称)北海道医療大学新キャンパス設置プロジェクト」「(仮称)ロイジェント南砂新築工事」などを継続して実施。新たに「清田第2幹線整備工事(耐震化)清田配水池工区」「中央新幹線加賀美高架橋(JVサブ)」「(仮称)横浜郵船ビル コンバージョンプロジェクト」「クリオ新小岩(仮称)葛飾区西新小岩4丁目計画」なども受注した。
一方、業界のけん引役として経営効率化および若手育成のため、建設会社と建設テック関連会社による新コミュニティ「RuyneBase(ルイネベース)」を今年4月に始動させた。
なお6月下旬には28年ぶりとなる社長交代を発表。岩田圭剛前社長が会長、岩田幸治副社長が社長に就任した。
幸治社長は「これまで築き上げてきた信頼と実績を礎に、次代を担う企業として『建設事業の深化』『DX推進とその先のSXへの志向』『人財基盤強化による人財開発』『新事業への挑戦』といった重点戦略を、中長期的な視点で着実に推し進めていく」と語り、人工知能(AI)やデジタル技術の活用により一層の発展を目指す。