株式会社 エコミック
BPaaS事業が好調で大幅増益。次期も増収増益を見込む
企業の給与計算や年末調整業務などを手掛ける人事業務のアウトソーサー。BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)のノウハウとクラウドサービスを融合したオーダーメイド型の「BPaaS」を主力に、全国規模で依頼が舞い込んでいる。
2026年3月期の決算は、売上高23億4500万円(前期比10・6%増)、営業利益1億7300万円(同271・0%増)、経常利益1億5900万円(同158・3%増)、当期純利益1億900万円(同152・8%増)と、大幅な増収増益となった。
要因は年末調整と給与計算の処理件数増加や単価向上のほか、買収した上海子会社の売上高の計上が大幅に業績を押し上げた。
また、業務プロセスの見直しやシステム活用による効率化を継続的に進めたことで売上原価率が改善。売上総利益率は前期の27・8%から32・5%へ上昇した。
26年3月期からセグメントを「BPaaS事業」へ一本化。経営資源を集中するとともに、自社開発システムとBPOサービスの融合を進めることで、付加価値の高いサービス提供を目指す。
次期は、国内では人材不足、中国では人件費上昇を背景にアウトソーシング需要の拡大が見込まれることから、BPaaSの提案強化に加え、上海子会社を軸とした事業拡大を進める。これにより、売上高24億円、営業利益1億8000万円、当期純利益1億4100万円の増収増益を見込む。