池上学院高等学校
"愛情教育"で学力向上と豊かな人間性を育む
2004年開校。札幌に本校を置く道内唯一の私立通信制高校だ。
不登校、人間関係、家庭事情など、さまざまな理由で勉学の機会を逃した子どもたちに手を差し伸べる教育を実践している。
〝北海道の子どもを誰ひとり取りこぼさない〟という思いから、現在は札幌本校に加え、函館、旭川、帯広、北見、釧路、室蘭、苫小牧にキャンパスを展開。これまでに6200人以上の卒業生を送り出してきた。
教育理念に生徒本来の良さを認め、励ましながら自立に向けて伴走する〝愛情教育〟を掲げている。
伊藤弘一副校長は「不登校の理由は、近年ますます複雑化しており、生徒本人にも理由がわからないケースも少なくありません。こうした状況でも一歩を踏み出すきっかけを丁寧に探り、寄り添っていきます」と語る。
就学環境に合わせた多様なコースも特徴だ。全キャンパスで展開するのが、自宅学習が中心の通信タイプ「一般コース」だ。週1~2日の登校を基本とし、生活ペースを重視しながら、夢や目標の実現と高校生活を両立したいというニーズに応えている。
これに加えて札幌では、2コースを設置。1つは札幌本校にある全日型5日通学タイプの「総合コース」だ。国・数・英では、生徒一人ひとりの理解度に応じた指導を実施。3年間を通じてパソコンスキルを段階的に学ぶほか、文章作成や「社会人基礎」と題した一般常識を身につけるカリキュラムを展開するなど、社会生活に必要な力を養う実践的な授業も充実している。
もう1つが札幌学園前キャンパスにある、週3~4日通学の「進路実現コース」だ。少人数制の個別指導型学習を採用しているため、大人数での授業に苦手意識やプレッシャーを感じる生徒でも、落ち着いて学習に取り組むことができる。
また、昨年から全コースでオンライン学習サービス「スタディサプリ」を導入。基礎学力の定着から応用力まで、学力に応じた学習を進められる体制を整えた。
一方、学校生活を支える仕組みにも特色がある。総合コースでは1クラスを複数の教員が担当するチーム制を採用することで、多面的なサポートを実現。保護者との連携も密接で、学校での様子や小さな変化をこまめに共有している。
伊藤副校長は「単に卒業資格を取得させることが目的ではありません。本校の使命は確かな学力を身に付け、自立し社会の役に立てる人材へと成長させることです。
人とのつながりを学び、心の成長を大切にした教育を進めていきます」と語る。
学校説明会や個別相談会、オープンキャンパスは随時開催中。WEBサイトから確認できる。