【特別対談】人材不足解消の鍵は外国人!? でも外国人材って実際どうなの?
労働生産人口が減少する中、外国人の採用に活路を見出す企業も増えている。実際に外国人材迎え入れている建設土木業の「TK・ワークス」とそのサポートを担当する監理団体「イエローウィング協同組合」に話を聞いた。
イエローウィング協同組合 専務理事
門 洸司
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TK・ワークス取締役
瀧澤 僚貴
――外国人材の採用について教えてください。
瀧澤 初めて採用したのは10年前です。現在は25人が働いており、5月にはさらに5人増える予定です。
――両者の関係は。
門 現在、各道内企業に対して外国人技能実習生や特定技能1号外国人材の斡旋を行っています。「TK・ワークス」さんには、外国人材確保のサポートを任せてもらっています。
――外国人材の存在をどう感じていますか。
瀧澤 従業員の約4割を外国人が占めています。元請けからの評判も良く、欠かせない存在ですね。
――紹介元から見ていかがですか。
門 他社に比べて定着率が高いです。日本人従業員と外国人材の距離が近く、コミュニケーションも多いのが特徴ですね。
瀧澤 当初は言語も文化も違うため戸惑いもありましたが、社長や寮長などの面倒見の良さもあり、お互いに慣れてきた印象です。日本国内はもちろん、海外には給与など待遇のいい企業もあります。それでも当社に残ってくれるのは本当にありがたいですね。
――その要因は。
門 食事を一緒にしたりお祭りでお神輿を担いだり、日本の良さを体験してもらえるような取り組みも良かったのではないでしょうか。先輩外国人が、後輩に声を掛け面倒を見るといった社風もあります。
――外国人材を採用するメリットは。
瀧澤 人材不足を補えることに加え、企業にとって業務の起爆剤となるところです。異国で成功したいという意欲が強く、真面目に仕事に取り組んでくれることで、日本人従業員にも良い影響を与えています。
――「TK・ワークス」のように成功するには。
門 外国人材の受け入れに不安はあると思いますが、私どものようなサポート企業では豊富なノウハウを蓄積しています。まずは専門家に相談されるのが成功の近道だと思います。「TK・ワークス」さんでは、さらに一歩進んでエンジニア人材の採用も検討されています。
瀧澤 そうですね。海外の理系大学を卒業した優秀なエンジニアを採用し、社内でチームを組織するような計画も考えています。
――外国人材の活用がさらにレベルアップしますね。
瀧澤 可能性が広がりますね。マッチング次第ですので、「イエローウィング」さんには今後もさらに期待しています。
門 当組合では、受け入れ企業の要望に合わせて外国人材を選抜したり、育成することも可能です。外国人材に関して不安な点があれば、ご相談いただければと思います。
(ききて・氏家)