海外事業が絶好調。独自性の開発商品は大ヒット
2017年にナシオに入社し、18年常務、19年専務、20年副社長を経て22年7月から現職。
平 元彦氏 ナシオ社長
「24年は種まき、25年は水やりの年だった。新規事業がいよいよ花開く」と名門菓子卸の5代目は、開口一番に一年を振り返る。
3年前の社長就任時に掲げたのが、30年度に売上高1000億円の突破。26年5月期の売上高は、前年比105%増の740億円超を見込み、目標達成が視野に入った。
とりわけ好調なのが海外事業だ。アジア圏からの菓子輸入を強化したほか、海外の生産ラインを活用した初の自社開発商品「ザクラメグミ」シリーズをリリース。珍しい食感が若者を中心に話題となり、スマッシュヒットを記録した。9月には、果実ゼリーの新商品「琥珀糖」も発売し、順調な滑り出しを切っている。
新たな年は創業115年を迎えるが、若きトップはあくまでもベンチャー気質を貫く。
「前例にとらわれない変革を続け、業界の〝当たり前〟を打ち破っていきます」