蓄電コンクリートでGXの基盤をつくる
會澤 祥弘氏 會澤高圧コンクリート社長
コンクリート以外の事業はやるな――創業者である祖父の言葉を守り続け、2025年で創業90年を迎えた。老舗の強みを生かし、「コンクリート×テクノロジー」で業界GXを先導する。
「コンクリートの役割は大きく変わるだろう。GXのキー素材になる日も近い」
25年9月、米国マサチューセッツ工科大学と研究を進めてきた実用型の「蓄電コンクリート」を初披露し、国内主要コンクリートメーカーなど45社で「蓄電コンクリート工業会」を発足。全国規模の供給網をつくり、融雪分野を手始めに社会実装へ乗り出した。
こうした動きに、東京都もGX関連産業創出事業として支援を決定。戸建住宅などへの普及を後押ししていく。
「コンクリートが蓄電池の代替になると思うとワクワクします。最終地点は、蓄電と発電の双方が可能な〝パワーコンクリート〟です」