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武田直税理士事務所

武田 直
たけだ・なお/1987年札幌市生まれ。2009年札幌学院大学経済学部卒業。13年あすか税理士法人入所。17年税理士登録。22年武田直税理士事務所を開設。TKC北海道会所属。

未来へ伴走する事業承継と資産対策に信頼

 相続や事業承継、資産税対策に精通する武田直税理士。企業の実情に寄り添い、課題の把握から解決まで伴走する専門家だ。

 個人・法人ともに豊富な実績を持ち、とりわけ企業に対しては税務と経営の両面から事業承継や財務診断を行っている。

 事業承継で活用される「事業承継税制」は、相続税や贈与税の納税猶予が受けられる制度。本制度と民法の特例を組み合わせることで、自社株の評価や遺留分の調整を柔軟に行い、効率的な相続・承継対策につなげる。

 さらにTKCが保有する企業の財務情報を網羅したデータベースと生成AIを活用し、自社と同業他社を客観的に分析した資料を作成。数字が現状を映し出すことで、融資体制の見直しやコスト削減などの改善策を具体的に提示する。

「いわば〝企業の通信簿〟のようなもの。客観的なデータは企業の強みや課題を浮き彫りにします」と武田税理士。月1回の訪問でヒアリングを行い、課題の早期発見にも努めている。

 一方で個人には、一次相続より相続人の少ない二次相続で税負担が重くなることを指摘。民事信託や贈与、生命保険や金融資産などを活用した生前対策を提案し、家族の将来を見据えた提案を行うなど〝資産コンサル型税理士〟としても活躍している。