札消防災
迅速な点検対応で、火災時の〝万が一〟を防止
消防設備の点検は、火災時の〝万が一〟を最小限に抑えるための手段であり、人命を守る上で欠かせない備えだ。
「札消防災」は、消防設備の設計や施工、保守、販売が主事業。半世紀以上にわたり、道内のオフィスビルやマンション、商業施設などの安全を守り続けている。
酒井栄一社長は「設計・施工と保守の2部門で現場ごとにチーム体制を構築している。1チーム3~4人で固定化したことで突発的な対応はもちろん、設備の劣化にも迅速に対応できます」と語る。
また、社員の9割が現場作業を担う技術者で構成されているため、多数の人員が必要な大規模現場でも複数チームを派遣し対応する。
「社員教育にも注力しています。お客様の安全を守るには、日頃からのスキルアップが不可欠です。当社では定期的な社員研修や資格取得支援などを通じて、全社員の防災意識の向上に努めています」と酒井社長。
さらに、右ページの「北海道消防機材」や、同ページに掲載している「中央防災システム」との連携も強化。情報共有を積極的に行い、啓蒙活動や業界発展にも尽力している。