日本アクセス北海道
3期連続で年間売上高1000億円超えを達成
1958年創業の「日本アクセス北海道」。総合食品卸として、道内トップクラスの取り扱い量を誇る。
第9次中期経営計画の初年度となった2025年度の業績は、売上高が前年度比100・5%の1051億3700万円(新収益認識基準)と、3期連続で1000億円を突破した。経常利益は15億円を上回り増収増益を達成。フローズンやデリカが引き続き堅調に推移し業績を押し上げた。
26年度は売上高1084億円、経常利益15億9000万円を設定。中計最終年度となる27年度には、売上高1138億円を目標に掲げている。
齋藤伸一社長は「達成のためにはドライ分野の拡大が必須。また、道産品の拡売や流通の最適化も鍵となる」と話し、道産原材料を用いた自社開発商品のブランディングに注力している。
現在は19品を取り扱っており、逐次商品のリニューアルを敢行するほか、新商品も投下していく計画だ。
「4月に販売した『雪印ソフトカツゲン風味サワー』が道内でヒットしました。これをフックに、全国での販売も強化していきます」(齋藤社長)
一方で、流通面では自動発注システム「シノプス」の活用のほか、6月に導入した立体型仕分けロボット「オムニソーター」で省人化とコスト削減を推進。28年度を目処に、北見市内の物流センターの建て替えも予定している。
展示商談会やイベント関連の拡充も図る。8月5日には、アクセスサッポロ(札幌市)で「2026年秋季展示商談会」の開催を予定している。
「商談会やイベントを通して、道産品の魅力をたくさんの人に届けていきます。昨年、親会社の日本アクセスが道内で主催した冷食とアイスの食べ放題イベントは大好評でした。これを受け、同社が開催する乾麺の日本一を決める国内最大級のグルメイベント『The乾麺グランプリ』を道内の取引先店舗で再現する企画提案を行い、お客様の売り場をさらに盛り上げていきたい」と齋藤社長。