光ハイツ・ヴェラス

ハイクラスな施設で医療面も充実。認知症の予防にも注力
道内の民間高齢者介護福祉施設のパイオニアである「光ハイツ・ヴェラス」。1987年の設立以来、安心で安全に暮らせるシニアライフを提供している。
札幌市と小樽市内に介護付有料老人ホームなど10施設を展開しており、全施設が他社とは一線を画すハイクラスな仕様となっているのが特徴。「人生100年の理想郷づくり」をテーマに、60歳以上のシニア層が〝幸齢〟になれる施設を目指している。
その代表が、札幌市内に5施設を展開している「ヴェラスシリーズ」だ。開放的で高級感あるエントランスやプライバシーに配慮した居室、大浴場、レストランを完備。入居率は平均85%と高い水準を維持している。
医療との連携にも注力しており「ヴェラス真駒内公園」と「ヴェラス琴似」では、介護棟に加えクリニックを併設している。22年には札幌、仙台、川崎、横浜市で歯科診療所や介護老人保健施設を展開する医療法人天馬会(本社・神奈川県)と業務提携し、口腔機能管理にも着手。入居者へのサービスの質を向上させた。
森千恵香社長は「常に健康や医療面に目配りするため、当社の役員陣は医師、看護師の医療系有資格者で形成しています。『健康長寿社会』の実現に寄与できれば」と話す。
また現在、同社の新しい〝顔〟となりつつあるのが北海道ボールパーク(北広島市)内のアクティブシニア向けレジデンス「マスターズヴェラス 北海道ボールパーク」だ。全278室、
地上6階地下1階の高級感あふれる瀟洒なレジデンスで、健康な高齢者から要介護者まで入居できる。
1~2階には内科・整形外科、小児科、薬局を併設したメディカルモールを完備。3階には、末期がんや神経難病患者にホスピスケアを提供するホスピス住宅も設置している。
「概ね60歳以上の方限定ですが、セカンドハウスとしての活用もお勧めしています。入居者それぞれの〝幸齢〟を追求できるレジデンスです」(森社長)
一方、ヴェラスシリーズの各施設では、施設の一部を一般開放して、認知症の相談や情報交換を目的とするイベント「オレンジカフェ」を開催している。
「入居者と地域住民との交流の場を設けることで〝誰かと話す〟機会を創出しています。人や社会とのつながりが認知症の予防にもつながります」と森社長。


