ラルズと石狩市が包括連携協定で相互連携を図る

アークスグループのラルズ(本社・札幌市、松尾直人社長)と石狩市(加藤龍幸市長)が、3月16日に包括連携協定を締結した。地域の活性化や住民サービスの向上を推進する。
協定の正式名は「石狩市と株式会社ラルズとの包括連携協定」。
ラルズは、1989年から石狩市で「ラルズ東光生鮮流通センター」を運用しており、2019年には同市と災害時等における生活物資などの供給や、「ビッグハウス花川店」の駐車場を一時避難場所として利用する「災害時等における生活物資の供給等に関する協定書」を締結している。
今回の協定は災害発生時だけではなく、AIオンデマンド交通「いつモ」の実施協力をはじめ、石狩市とざまざまな分野で協働していきたいとの考えから締結に至った。ラルズにとって市町村との包括連携協定の締結は今回が初だ。
石狩市役所で行われた締結式では、ラルズの松尾社長と石狩市の加藤市長が、より緊密な相互連携と協働による活動を推進することを誓った。
同社では「ラルズ東光生鮮流通センターの稼働から30年以上にわたり、店舗運営を支えていただいた石狩市へ貢献をしたかった。地域のニーズに迅速に対応し、市民の健康増進やサービスの向上、地域の活性化を図っていきたい」としている。
