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りしん会整形外科病院

豊平区役所目の前で駐車場は70台分を完備

履信会の4つ目となる整形外科が4月1日に開院

「整形外科医である前に良き整形内科医であること」を信念に、札幌市内に3つの整形外科病院を展開するのが医療法人社団履信会だ。

 同法人は〝午後6時半まで診療受付〟〝即日のMRI検査〟〝充実したリハビリテーションプログラムの提供〟などを特徴に医療サービスを提供。中核クリニック「さっぽろ厚別通整形外科」(厚別区)のほか、「さっぽろ下手稲通整形外科」(手稲区)、「さっぽろ西野二股整形外科」(西区)が、それぞれの地域に密着し幅広い患者を受け入れている。

 先進的な医療も積極的に導入する。関節や筋腱の疾患・損傷に対しては、一般的なPRP療法の2倍以上の成長因子を含むPRP‐FD療法を道内で先駆けて実施。「さっぽろ西野二股整形外科」では、アキレス腱痛や足底腱膜炎などの疼痛性疾患に対する体外衝撃波治療も行っている。

 4月1日には、新たな整形外科「りしん会整形外科病院」の開院を予定している。グループ4つ目の整形外科となる同整形外科病院は、脊椎疾患、膝関節疾患、肩関節疾患、手関節・肘関節疾患、骨粗鬆症、スポーツ障害、関節リウマチといった各領域の専門医を複数そろえており、質の高い医療を提供していく。

 桐田卓院長は「目指すのは、当法人が築いてきた実績をベースとした〝より高度な医療サービス〟の提供です。例えば、人工関節手術における手術支援ロボットの導入や『クラス100』と呼ばれる先端の換気システムも導入しており、大学病院並のクリーンな手術室を2室揃えています」と語る。

 さらに患者のプライバシーを厳守するため、51の病床はすべて個室となっているのも特徴。全室にWi‐Fi環境を整えており、入院中のリモートワークにも対応している。

 一方で、元来リハビリに定評のある同法人だが、新病院ではアスリート向け機器の導入も予定している。

 桐田院長は「各患者さんに合ったプログラムを組んでいくのが当法人でのリハビリのスタイルです。新しい手法など、良いものはどんどん取り入れて治療結果につなげています」と話す。

 院内は同院のイメージカラーである青を基調としており、吹き抜けが設けられるなど開放的で明るい印象だ。

「空のような青は希望を表す色。希望を感じてもらえるような病院にしていきたい」と桐田院長。

●診療科目
整形外科、リハビリテーション科、リウマチ科、麻酔科

●診療受付時間
月〜金 8:30〜12:00、13:30〜18:30
土曜 8:30〜12:00  

●休診日
日曜・祝日・年末年始

桐田卓院長
人工関節手術では手術支援ロボットを用いる