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公清企業

現在、ゴミ収集のじん芥部を統合した白石営業所を建設中だ

行政への提案や異業種連携で環境を守る

 1957年設立の札幌清掃企業組合を前身とする「公清企業」。し尿の収集・運搬にはじまり、札幌市の委託業者としてゴミ収集や道路清掃、破砕工場管理、上下水道の汚泥運搬などを行ってきた。

 72年の札幌オリンピック開催など、まちの発展に伴い建築廃材など産業廃棄物も増加した。「当社では、札幌市の歴史とともに産業廃棄物処理や老朽化した社会インフラの整備など民間事業にもすそ野を広げ、地域社会や経済の発展のために汗を流してきました」と福田年勝社長。

 2019年の株式会社への転換を機に民間リサイクル業者と積極的に連携。今後は札幌市からの依頼に応えるだけではなく、民間の先端技術を活用した新たなリサイクル手法を積極的に提案していく。

 その一例が、今後大量発生が見込まれる使用済み成人用おむつのリサイクル化や、22年に施行されたプラスチック資源環境法で対応が急がれる廃プラスチックの再資源化だ。同社では、これまで焼却や埋め立て処分されていたこれらの一般廃棄物を再生材として安定供給する事業モデルの確立を目指している。

「他分野との協働が北海道全体のリサイクル業のモデルとなってほしい。単なる廃棄物処理ではなく〝資源循環業〟という意識で環境を守ります」と福田社長。

需要が高まる老朽化した下水道の管更生工事