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MARVELOUS HOME

7月に完成した新築企画物件

〝中身がすごい〟企画で長期安定経営を実現

現在、札幌市内の新築賃貸マンションの利回りは、6~6・5%が平均値となっている。しかし、机上では同じ数字でも、物件の仕様に大きな差が生じていることをご存じだろうか。

自社で土地の仕入れから企画、設計、施工、完成後の管理まで手がける「MARVELOUS HOME」は、利回りこそ平均値内ではあるが、その〝中身〟がすごい。

例えば、今年7月に地下鉄東豊線「東区役所前駅」徒歩圏に完成させた物件(写真上)は、全戸が2LDKだ。戸数を増やせる単身タイプの方が机上の利回りは高まるが、競合が少なく入れ替わりも少ないファミリータイプを選択。それでも単身物件並の利回りを確保している。

さらに、イニシャルコストは割高だが、入居者から人気の都市ガスを採用し、エコジョーズを標準搭載。床はクッションフロアではなくフローリングで、各部屋照明付き、キッチンはビルトインタイプだ。全戸分の駐車場とトランクルームも完備する。

同じ利回りでも、単身の間取りでプロパンガス、床はクッションフロアで各部屋の照明器具は無く、ガスコンロも備え付けられていない物件が少なくないことを考えれば、その充実度は極めて高いといえる。

建築コストを圧縮できる自社施工だからこそ、この〝差〟を出せる。浮いた費用を付帯設備のグレードアップに充てることで家賃を高めに設定しても入居者から選ばれるのだ。

また、新築時の入居率が高いことは当然だが、〝一昔前〟の物件の人気も衰えていない。同社が企画した20年前の賃貸物件も常時9割以上の入居率を維持しており、新築時に設定した家賃で現在も入居者を確保しているケースがほとんどだ。

今も昔も〝良い土地に良い建物を建てる〟という賃貸経営の基本中の基本を徹底し、顧客オーナーの期待に応えている。

8月からは、地下鉄東西線「菊水駅」徒歩3分の好立地で40戸の賃貸マンションプロジェクトをスタートさせた。

一方、本社を構える千歳市内での企画実績も豊富。木造やRC造、高層物件まで幅広く対応しているほか、立地条件に応じてオフィスやテナントビルなども手がけている。

また、中古収益物件の売買仲介や建て替えなどの相談にも対応。賃貸経営の入り口から出口まで、幅広くサポートしている。

宅配ボックスを完備したエントランス
床はフローリングで照明器具を完備
千歳市内の企画物件。木造タイプの実績も豊富だ