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年商100億円超。道内最大道路維持管理グループHRMホールディングスが創立5周年記念祝賀会を開催

「ヨイショ!」の掛け声とともに威勢良く鏡開きを行った

道路維持管理の道内最大手グループとして知られる「HRMホールディングスグループ」。2018年に創立した持株会社の「HRMホールディングス」が5周年を迎え、6月2日に祝賀会を開催した。

積極的な設備投資 社会貢献活動も活発

「この5年間で飛躍的な発展を遂げたと自負している。北海道ロードメンテナンスから始まった創業精神を忘れず、大野末治会長をはじめとする諸先輩方が築き上げてきた信用、信頼、安全を継続し、その歴史を学びながら感謝を忘れずに謙虚な姿勢で社業をよりさらに発展させるべく努力していく」と大野晃HRMホールディングス社長兼CEOは力強く言い切った。

2018年、同社は道路維持管理道内最大手の北海道ロードメンテナンスを核とした関連企業のグループ化と、グループ全体のシンクタンクとして経営戦略、政策意思決定、財務管理、資産管理の一元化を目的に設立された。

振り返ればこの5年間だけでも本別町の名門・野田組及び子会社・山中の事業継承にともなうM&Aを行い、板金塗装を手掛ける北海道車両塗装を新設して事業会社を増やしてきた。

また、北海道ロードメンテナンス新社屋、ダイワ整備機工本社及び新工場、ロード機工第2工場を新築し、北見にはグループ専用のガソリンスタンドも設置。絶え間なく積極的な設備投資を行ってきた。

並行して社会貢献活動にも精を出してきた。

「当グループは公共事業が中心。恩恵を享受している地域社会への還元を意識してきた。各基金への寄付、災害支援、交通安全啓蒙活動、献血ボランティア、スポーツ振興のためのスポンサードなど地域社会への貢献は今後も継続していく」と大野晃社長兼CEOは、今後も積極的な地域貢献の継続を約束した。

札幌市に多額の寄付北洋銀行は全面支援

来賓も続々と駆けつけた。

高橋はるみ参議院議員は「広大な北海道の道路維持管理を通じて、道民の生活、

そして命を支える尊い仕事をしてくれている」と感謝し、船橋利実参議院議員は「道民の安心・安全であり、幸せ、豊かさのために足元の得意分野から事業を拡大してきた。私はHRMホールディングスの〝社外社員〟と自負している」と〝HRM愛〟を口にした。

当日は、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌)への300万円の寄付目録贈呈、さらにグループ全体で冠基金を持つ「さぽーとほっと基金」への寄付も行った。

秋元克広市長は「さぽーとほっと基金は、地域活動をする札幌市民への助成金の原資となるもの。毎年継続して寄付をいただいており、今年はPMFにも寄付をいただいた。大変ありがたい」と感謝の意を述べた。

乾杯の音頭をとった増田仁志北洋銀行専務取締役本店長は「年商100億円を突破する北海道を代表する成長企業。メインバンクとして全面的に支援することを約束する」と宣言した。

PMF修了生による弦楽四重奏、平岸小学校マーチングバンド、千舞泉美の和太鼓が宴に花を添え、終了直前には和田義明内閣府副大臣も駆けつけた。

結びの挨拶で実質的創業者である大野末治会長は、「ライフラインである道路維持管理をしっかり行い、札幌市民の負託に応えていくことで、これから5年、10年とさらにグループを伸ばしていく」と誓った。

 

PMF理事長も兼務する秋元克広市長(左)と大野晃社長兼CEO

PMF修了生「Quartet・Poppo」による弦楽四重奏

平岸小学校マーチングバンドの演奏

千歳市立泉沢小学校の母親で結成した「千舞泉美」による和太鼓演奏

鈴木直道知事はビデオメッセージで祝福

大野晃社長兼CEO
大野末治会長
和田義明内閣府副大臣
高橋はるみ参議院議員
船橋利実参議院議員