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エム・エム・ピー

児童発達支援放課後等デイサービス「アベニール」

食ビジネスを中核に事業領域の拡大にまい進

「心を込めた料理はおいしく、人を笑顔にする」という意味の造語である〝美味心笑〟を掲げ、食に関する事業を多角的に経営する「エム・エム・ピー」。医療機関や福祉施設、学校向けの給食事業を主に、社員食堂や飲食店経営なども手掛けている。

給食事業の受託先は約140事業所。今年6月には江別市の高齢者施設2件の給食業務を受託した。このほか、札幌市内のキリスト教宿泊施設にて、日本語学校に通う外国人へ給食の提供もスタートした。外国人向け給食業務の受託は同社初の試みで、着実に業務の幅を広げている。

また、20年に白石区にセントラルキッチンを開設してから2年。稼働率も堅調に推移している。来年以降は、小規模のセントラルキッチンを道内主要エリアに設置して、より一層の業務効率化も図っていく予定だ。

同社では05年から日本テレビ系列「24時間テレビ」のチャリティー活動の一環で、STVふれ愛広場にて「ふれ愛キッチン24」と題した飲食販売を実施し、収益を寄付している。

コロナ禍により中止となったこのチャリティー活動の代替として、現在は石狩市内で運営する飲食店「中華しょうりゅう」でビアガーデンを開催、その収益を寄付している。今年も7月末に開催予定で、フカヒレやあわび、毛ガニ、牛ステーキなど、ぜいたくなメニューを用意する。嘉藤田章博社長は「外食を自粛していた方も、おいしいものを食べて笑顔になって欲しい。感染対策も万全。ぜひお越し下さい」と呼びかける。

このほか、児童発達支援や放課後等デイサービスも展開する。18年に白石区に開設した児童発達支援放課後等デイサービス「アベニール」を、今年1月に同社が購入した同区内の土地に新築移転。上階は社員の居住スペースとして貸し出しており、働きやすい環境作りにも一役買っている。

また、今年から定年を60歳から65歳に延長し、70歳まで再雇用できるように就労規則を変更した。嘉藤田社長の「人は宝」という信念に基づくものだ。適材適所な配置や教育制度の充実、親睦を深めるための食事会の実施など、長く働いてもらうための企業努力は怠らない。「人材確保と教育の充実で事業拡大にまい進していく」と嘉藤田社長。

嘉藤田章博社長
「中華しょうりゅう」で7月末にビアガーデンを開催予定