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日本工営 札幌支店

今年6月1日から稼働した清里町にある「緑ダム発電所」のEPC事業(設計・調達・建設)を手掛けた

世界で磨いた技術力で北海道に貢献。HD化も控える

国内トップの建設コンサルタントである「日本工営」は、世界160以上の地域で環境対策や、防災・減災、交通インフラ、エネルギーなどの社会インフラ整備や維持管理を手掛けている。

「攻めの営業」を方針に掲げ、業績は好調に推移。国の「国土強靱化計画」も影響し、安定的な受注を確保している。

例えば、創業時から実績を積み重ねてきた水力発電事業では、今年6月に、同社が設計・調達・建設までをワンストップで手掛けた清里町の「緑ダム発電所」が稼働した。これは、道農政部が初めてEPC事業として整備した農業用水を活用する小水力発電施設で、次代につながる画期的な施設となった。

「世界で磨いた技術力で北海道に貢献していきたい」と橋場克泰札幌支店長。

そのための人材育成にも力を注ぐ。2020年6月から、技術力向上やグローバル人材の育成、経営理念の浸透を目的としたオンラインプログラム「NKアカデミー」を始動。グローバルに社会に貢献できる〝NK人材〟を創出するため、豊富な専門知識と経験を持つ社員が講師を務める学習コンテンツをオンラインで配信する。今後は新興国や社外の人でも参加できる仕組みも整備していく方針だ。 

同社では、23年7月以降にホールディングス化を予定。主力のコンサルティング、都市空間、エネルギーの3事業を分社化する。また、マネジメント分野の取り組みも注力しており、官民連携(PPP)での技術マネジメントなど、行政・民間企業・市民が協力・連携する際のコンサルティングを行う。これまでも受託しているが、今後は体制をさらに整備していく。

各事業の発展とワールドワイドな活躍により、30年には、主力3事業と新規事業を合わせて、売上収益2500億円を目指していく。

新屋浩明社長
オンラインで学習するNKアカデミー
橋場克泰札幌支店長