ほっかいどうデータベース

北海道オリンピア

太陽光パネルの販売、施工に豊富な実績を持つ

時代の変化に対応。再生可能エネルギー分野で活躍

産業用のボイラーや暖房設備のメンテナンス事業者として1987年に創業した「北海道オリンピア」。この35年で主要燃料は、まきや石炭から重油に替わり、ガス、灯油を経て、今後は水素やバイオ・風力・太陽光発電など再生可能エネルギーへと替わろうとしている。 

時代に応じて同社も進化してきた。廃油を活用したボイラーやバーナーを開発するなど、環境保全にも寄与している。近年は太陽光発電の普及にも取り組み、各種メーカーのパネル販売と施工に加え、太陽光発電とシナジー効果が高い蓄電池も取り扱っている。

「札幌市の戸建て住宅における太陽光パネルの普及率はわずか数%。各種補助金も充実しており、伸びしろは大いにある」と宮本典英社長。積雪による発電量の減少を解消すべく、軽量パネルやフィルム型パネルを用意し、壁面への設置も進める。

一般家庭と並行して、企業向けの太陽光発電システムと蓄電システムも提案する。宮本社長は「SDGsの観点からも、企業はエネルギーの〝自給自足〟に取り組む必要があります。全力でサポートしたい」と語る。

宮本典英社長